シャープの太陽光発電まとめ
シャープ太陽光発電の口コミ・評判
- ブラックソーラーは見た目もカッコよく、性能も高いためちょっと優越感がある。
- 設置から9年経過しているが、一日当たりの発電量歴代3位の発電量を記録した。メンテとかそれほどしていないけど、あまり劣化していないのかな?
- パワーコンディショナや電力モニターも含めて関連機器がまるごと15年保証されるのは、とても助かります。特にパワーコンディショナは修理代が一番高いので、それもあわせて保証期間が長いのはお得な気がします。
- カラー液晶モニターの種類が他のメーカーよりも多く、選べるところがいい。
- パワーコンディショナが屋外だけではなく、屋内にも設置可能なものがあるので選択の幅が広がりました。
- 設置5年目でモニターにエラー表示が出た。パネルのホットスポットも多数発生しています。
事務所の太陽光発電用パワコンのリモコンより、設置後5年を前にして初めてエラー表示あり??
— 近藤俊裕 (@toshihirokondoh) 2018年12月17日
野立ての太陽光発電所のパワコンも多数壊れていくのだろう??
きっちり発電量の妥当性を確認している人は、どの程度おられるのだろうか?
太陽光パネルのホットスポットも多数発生していますよ?? pic.twitter.com/tvBJjuBgJV
シャープのおすすめポイントと特徴
シャープの太陽光発電の特徴
- 生産量が世界でもトップクラス。
- 海外でも高い評価を得ています。
- ラインナップが豊富なので、屋根の状態に合わせた設計が可能。
メリットや強み
- 屋根の大きさや形状に合わせ、様々な大きさのモジュールを組み合わせたプランづくりができます。
- 屋根と一体型になったモジュール、平板瓦一体型も登場。
- パワーコンディショナーを室外に設置でき、置く場所に困ることはありません。
- 長期保証や、専門家によるアフターケアが充実しています。
デメリットや改善点
- 平板瓦一体型は、熱を発しやすく、屋根裏や2階部分の室温を上げてしまうことも。
- 合併後の経営に不安が残る。
価格や相場観
- 他と比べるとやや高め。
- モジュール形状の種類も豊富なので、選ぶことも可能。
他メーカーとの比較
メーカー | 価格帯(1kwあたり) | 発電効率 | パネル種類 |
---|---|---|---|
シャープ | 30万円前後 | 19%前後 | 12 |
パナソニック | 30万円以上 | 20%前後 | 11(内HIT6) |
京セラ | 35万円前後 | 18%〜20%前後 | 11(内ハウスメーカー限定10) |
ソーラーフロンティア | 25万円前後 | 19%前後 | 8 |
その他メーカー(海外等) | 25万円前後 | 15%〜20%前後 | 2〜6前後 |
保証面
- 無償の保証は10年、有償だと15年。
- モジュールも周辺機器もすべてセットで保証されているので、安心です。
アフターケア・サポート面
- 無料のWebモニタリングサービスは2020年11月に終了。現在は有償の「COCORO ENERGYモニタリング」サービスを提供しています。
シャープの「COCORO ENERGYモニタリング」って?
シャープ製HEMS機器(JH-RVB1またはJH-RV11)を活用した見守りサービスで、エラー時に通知・発電量のモニタリング・蓄電池の見守りをしてくれるサービスです。
主な機能
- モニタリング基本機能
修理が必要等、緊急性の高いエラー時や、長期間通信ができない場合にスマフォに通知が届きます。
1ヵ月の発電量も通知あり。
修理申し込みも通知記載のリンクから24時間いつでも申し込みが可能です。
- モニタリング発電診断
毎日の発電量を詳細にチェックし、通知。発電量の低下が10日以上続いた場合は発電エラーの通知が届きます。
- 蓄電池あんしん運転
その名の通り、蓄電池に特化した見守りです。
平常時は毎朝蓄電池の稼働状況が通知されます。
地震発生時には蓄電池残量が通知され、更に震度4以上の場合は余震に備えてAIが自動制御で必要量だけを自動充電してくれます。
利用料金
- それぞれのサービスで各毎月220円(税込)。全てのサービスを利用すると毎月660円(税込)となります。
- 無料の会員サービス「COCORO ENERGYエコ会員」入会で全てのサービスを無料で利用できます。
モニター
- 電力モニターは幾種類か用意。
- タッチパネル方式等の操作方法や、画面の大きさの違い等、好みのモニターを選べます。
- 後日、新たにシステムを増設しても、ひとつのモニターで管理できます。
太陽光発電事業の歴史
- 1959年から太陽電池の開発をスタートさせており、半世紀以上も研究を続けています。
- はやくから量産化に成功しており、様々な商品を開発。
- 宇宙用の太陽電池として、1976年には衛星の打ち上げにも成功しています。
動画でわかるシャープの太陽光発電
シャープに直接見積りを出すよりも、一括見積もりサイトで複見積もりを取って比較することをおすすめします。自宅の屋根がシャープが最適かを確認してからの方が良いでしょう。
これからのシャープについて
2016年8月、台湾の『鴻海精密工業』がシャープへ3,888億円出資。これにより鴻海はシャープの株式66.07%を取得し、正式にシャープを傘下に収めました。
台湾の大手企業「鴻海」がシャープを買収
今回のシャープへの出資で、一気に注目を浴びた鴻海ですが、そもそもどのような企業なのでしょうか。鴻海は電子機器の受託生産を行う企業で、自社ブランドで販売はしていないため、あまり馴染みのない方も多いと思います。
しかし、製造を専門に行っている企業として、世界最大手とも言われている大企業です。しかも、アップルやソニーといった、世界的大企業を顧客に持ち、とにかく販売力があります。(アップルのiPhone、ソフトバンクのPepperも製造しています)
シャープの経営不振の原因は販売戦略の弱さ
シャープは高い技術力を持っています。特に液晶技術は高く、「世界の亀山」は圧倒的なブランド力を誇っていました。しかし、高い技術力・コスト競争力を持ちながらも、販売力が追いつかず、経営不振に陥ってしまったともいえます。
今回の買収劇では様々な憶測が飛び交いましたが、結果としては一番いい方法に落ち着いたのではないかと思います。シャープと鴻海の相乗効果で、今後さらにシャープは太陽光発電での分野でも強くなっていくことが予想されます。